【Vol.83】[第3弾/後編]ごく身近にあるのに、実はよくわからない車の疑問<5選>【GS-RADIO】
【Vol.90】 軽自動車は事故に弱い 二次被害のリスクも 他、いろいろな質問に回答【GS-RADIO】
【ゆっくり解説】地盤沈下で傾いた超高級マンションとは【サンフランシスコ】
【ゆっくり解説】動作不能でも破壊できない!最強の戦車5選
【空気感染な訳ない】あくびをする本当の理由とは?【ゆっくり解説】
【ゆっくり解説】マジで実在!世界の伝説古代チート兵器10選
側弯症とカイロプラクティックの治療法
側弯症ってなに?
側弯症は、脊椎側弯症あるいは脊柱側弯症などと言われています。
背骨は、理想の状態であれば正面あるいは後面から見ると脊椎はまっすぐ伸びています。
しかし、側方(横方向)に彎曲したり、背骨がねじれている場合があり、このような脊椎を脊椎側弯症または側弯症を呼びます。
「側彎症」は、痛みなどを伴うことはほとんど無いので発症早期での発見は難しく、ある程度大きくなってから気がつく場合が多い。
気付いた頃には、すでに大きく曲がってしまっていることもあり、成長期にはときどき脊椎の歪みをチェックして「側彎症」なっているかを確認することが必要のようです。
側弯症の原因
近頃では、「側彎症」を原因ごとに分けるようになっています。
「側彎症」には下記のような種類がある。
特発性側彎症
特発性側弯症(とくはつせいそくわんしょう)とは、原因の分からない「側弯症」の通称です。
この特発性側弯症(とくはつせいそくわんしょう)が側弯症の80-85%を占めている。
成長するときに「側彎症」は発現し、おおくが思春期に発症することから小学校4年生から中学3年生くらいがとくに注意が必要です。
だいたい1:7の割合で女性に多く中でも初経前後の女子に多く発現し、瘦せ形の中学生でも出現しやすく、日常生活は関係ない。
体の発育や成長が止まるまで歪み続ける傾向があることから、出現年齢が早く残りの成長期間が多いほど進行する可能性が高く、一般に、骨成長が成熟期になってくると側弯が急にひどくなることはなくなるようです。
胸郭不全症候群
胸郭不全症候群などのような先天的または発育段階に生じた脊椎の異常によって発症します。
神経原性側弯症
脳や脊髄などの異常によって発症する。
筋原生側弯症(きんげんせいそくわんしょう)
筋肉などのの異常により理想的な姿勢を保てないことで発現する。
外傷性側弯症(がいしょうせいそくわんしょう)
外傷を負ったために発症する。
交通事故など背骨に大きな力がかかったことが原因で背骨が湾曲してしまうことがあります。
骨折や捻挫、などそれらの後遺症によって脊椎が歪み側弯症になります。
姿勢が原因になる側弯症
日頃の姿勢で姿勢が悪いと側弯症になることがあります。
この側弯症は、背骨の変形を伴うことが少数のようです。
長期にわたる歪んだ姿勢では、肋骨や背骨が変形する場合もありますが、特発性側弯症のような変形のしかたはしません。
姿勢が要因で出現する「側彎症」は、整体の調整や普段の姿勢を良いしせいでいることで治していくことができるようです。
体に及ぼす影響
背骨が曲がる「側弯症」は、健康にいろいろな悪影響をおよぼします。
見た目上の問題、運動機能への悪影響、肩凝りや腰痛などのような不快な症状や痛み。
外見上の問題
脊椎が横に歪むだけではなく、背骨自体が捻じれながら曲がるためやがて肋骨なども変形し、凸側の肋骨が後ろに出っ張りだすと女性の場合は乳房が不均等になったり背中が突出するなど外観に影響が出る。
これらの体や姿勢の変化により羞恥心や劣等感など精神的に悪影響を与えることもあります。
ひどい「側弯症」の場合には、子孫にも遺伝するかもしれないと考え結婚の妨げになることもある。
体への側弯症の影響
胸の圧迫と変形により起こる呼吸器障害・循環器障害など内臓にも悪影響を及ぼします。
症状が進むと凸側の肋骨の前後幅がつぶれたようになり肺、心臓などの臓器を圧迫することで影響が出る。
側弯症が70度を超えた時は肺活量が極端に減少し、90度を超えると心臓や肺の機能にも大きく影響し平均余命が短くなるといわれています。
側弯症による痛みや凝り
腰椎は、肋骨がなく主に靱帯と筋肉によって支えられている為、胸椎よりもかかる負担が大きい。
また椎間板(ついかんばん)への影響もあって、側湾が45度を超えると椎間板(ついかんばん)への負荷が不均等となり、椎間板(ついかんばん)の痛み、腰痛の要因となります。
脊椎の曲がりは、関節や骨格を支える筋肉・靱帯に負荷をかける為に、凝りや痛みの要因になります。
急性の痛みや慢性の症状などの色々な痛みや凝りの要因にになりますが、「側彎症」のなり初めや軽い「側彎症」では、痛みや凝りが出ることは少数で、だいたいの場合凝りや痛みが出現するのは曲がりが悪化したひどい側弯症になってからみたいです。
側弯症の検査
日本では、乳幼児や学校の検診で脊柱検査が行われており、1980年頃よりモアレ検査による検診が普及して、早期発見ができるようになった。
学校保健安全法の改正により、2016年度から運動器検診が学校健診の必須項目に加えられました。
予防方法はわかってなくて早期発見によって保存療法を行うことに利点がある。
保存的治療には、カイロプラクティックや整体のような民間療法もあります。
しかし、整体やカイロプラクティックなどの骨格の矯正を専門とする治療法でも「側彎症」に有効な予防法や治療は確立されていない。
側弯症の治療
医療で行われる「側弯症」の治療法は、コルセットなどによる治療と手術による治療方法にの二種類にわけられます。
装具による側弯症の治療
25度以上と診断されてしまうと専用のコルセットなどの装具による維持療法がおこなわれることが多い。
コルセットで歪みが消えることは無いが、装具は多少は悪化を遅らせる為、手術するにしてもそのタイミングを遅らせる効果がある。
しかし、コルセットを付けての生活は不便を伴う為、コルセットなどの装具の装着を辞めてしまう方も多く、実際には、その効果を実感する人はごく少数です。
また長い間装着することが必要であるが、側弯症の進行が止まる時期、つまり成長期が止まるまで着用する必要があって「側弯症」のコルセットでの治療方法はすごく忍耐がいるものになる。
手術による治療
50度以上と診断されると、スクリューやロッドを挿入し脊椎を治療するする外科手術が行われますあ。
この場合も完全に治ることはない。
外科手術による側弯症の治療後は、脊椎の動く角度は減少します。
また、「側弯症」の歪みに伴い、肋骨の変形がありその肋骨の曲がりの度合いによってよっては、肋骨の切除が必要な場合もあります。
大きな手術になるため、体への負担を心配し手術をためらう方もいます。
整体の側弯症の矯正
骨格矯正を主とするカイロプラクティックには「側彎症」の方が数多く診察に来ます。
カイロプラクティックは古くから側弯症の矯正を研究してきた歴史がある。
しかしながら、今でも全ての側弯症に特に効果的な治療法は確立されていません。
だが、一部の「側弯症」に対してはとても効果的で大きな改善がみられる場合があるようです。
注意したほうがいいのは、「「側弯症」を治します」とか「側湾専門」など、あたかも「側弯症」が簡単に治る病気のように広告する整体は詐欺みたいな整体かも!カイロプラクティックの治療で改善する側弯症は、側弯症全体の一部のある条件がそろった側弯症のみ。
側弯症が治るなどと気軽に言う治療院に通うのは考え直した方がいいかも。
そんなことも考えた上であればカイロプラクティックの手技をを受けてみるのは良いことだと思います。